亜細亜大学で五大学共同教養講座「現代フィリピンを考える」を聴く

 正午に家を出て吉祥寺駅に向かった。平成18年度 武蔵野地域五大学共同教養講座は武蔵野地域学長懇談会が主催していて、東京女子大学に始まり最後が亜細亜大学である。

 亜細亜大学は11月に講座が開かれ今日はその第2回目である。
 戦後復興期の工業化政策:輸入代替工業化。
   始めて見聞きする言葉で農業国が工業化する苦しみを改めて知った。
 マルコス政権の門戸開放政策:政府主導の開放政策
  マルコス政権下の戒厳令体制(1972年9月21日〜1981年1月17日)
  日比友好通商航海条約の批准(1973年12月27日、1960年12月調印)
  農地改革:小作解放令(1972年大統領令第27号)[全文手書きの大統領令]
   コメとトウモロコシの小作農地を対象に100万農家の自立育成
   マサガナ99
   日比友好道路
   輸出志向工業化
 経済破綻:政府主導型開発の失敗
   クローニー資本主義(crony capitalism)[取り巻き資本主義]
   アキノ上院議員暗殺事件(1983年8月21日)
   フィリピン中央銀行のモラトリアム宣言
 アメリカが導入させた民主主義と議会がフィリピンの大地主農業国家を近代的な農業国家・工業国家に転換できなかったことから、マルコス大統領の議会停止とその後の農地解放が行われることになったと考えられる。つまり民主主義は民主主義を必要とする社会の発展段階にある国家にとってこそ必要不可欠なのであって、そのような条件がない国での民主主義がいかに無能無力であるかを知ることになったのである。
 マルコス政権時代に興味が出てくる講義を聴くことができてとても面白かった。

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