神代植物公園に紅葉を見に行く

 午後から家を出て吉祥寺駅南口から神代植物公園行きのバスに乗った。正門から入ると左手に回りハボタンの花を見ながら歩き、ツツジ園の中にドウダンツツジの赤い葉を探した。ドウダンツツジは丸く刈り込まれているのでいくらか赤い新葉が出ているところまでいってみる。

 その先に池があって向こう岸に赤い紅葉がきれいなので池ノ端まで行くと、紅葉の左側に雪釣りをした三本の赤松の姿が池に逆さに映ってとても奇麗だった。
 実のなったコウヤマキ、スズランの花のようなストロベリーツリーを見ながら歩いていくと、芝生広場の中央には大きなパンパスグラスの見事な白い穂が輝いて見える。
 薄紫色の大きな花が目を引く。近づいて見ると木立ダリアとあり、花が咲いたのを見たのは初めての気がする。あたりにはまだ枯れススキが残っている。南天の赤い実が目立っている。サクラの木に近づくと小さな花が咲いていて子福桜とあり、近くには冬桜、十月桜も花をつけている。
 ユリノキの大木を見上げるとまだ青い葉が残っていて、茶色くなったチューリップ型の花が上を向いてたくさんついている。隣にはモミジバフウ(アメリカフウ)の大木が紅葉している。その木下にはたくさんのモミジ葉が散り重なり、よく見るとまだ青いトゲトゲのついた独特の形をした実が落ちていた。
 モミジ園に近づくと空間がモミジ色に染まりたくさんのカメラを引きつけている。46種類130本のモミジが集合しているモミジ園は紅葉の盛りを過ぎているがモミジ色の空間は圧巻である。濃い赤から黄色、緑から青まで落ち葉の色も反射してあたりはとても静かである。
 じんだいばしまで行って見ると橋の側のサンシュユの大木には蕾がたくさんついていた。赤い実は1粒も見えない。しばらく考えていたが、鳥たちに啄ばまれて無くなっているのだと思いついた。西荻窪北の信州屋望月青果店には赤い実のびっしりついたサンシュユがたくさん並んでいるからである。きっと鳥よけの網をかぶせて赤い実を守っていたに違いない。先日行った善福寺公園のサンシュユの古木にも赤い実はほんの数粒しか無かったので今年は何事があったのだろうかと考えていたところだった。
 ツツジの花を2つ3つ見て深大寺門を出ると、目の前のそば屋・玉乃屋に入った。少し寒くなっていたのでニシンソバを頼んだ。ニシンの上品な薄い苦味を噛みしめていると昔を思い出し豊かな気分になった。
 玉乃屋を出るとまた深大寺門から神代植物公園に入って左手の道をたどった。バラ園に入るとバラの花を一つ一つ見て回る。時期は過ぎているが寒さにめげず奇麗な花を咲かせ続けている姿がいい。私の好きな黄色いバラの花もたくさんあった。バラ園を出ると牡丹園の方に向かって歩いていく。ドウダンツツジやニシキギの赤い葉、緑色のクリスマスローズなどが目を引く。ボタン園の端には薄紫色の花をたくさんつけた木立ダリアの大木があった。ダリア園には何度もきているが木立ダリアの花を見たのは今回初めてである。花の時期が全く違うので一緒に見ることはできない。
 ツバキとサザンカの花を見ながら歩いているとチャイムの音が聞こえてきて16時だとわかる。正門前のバス停で待つまもなく来たバスに乗って吉祥寺駅に帰った。

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