「江戸・東京の地理と地名」を読む・「近世江戸の原地形と地名」

 天正十八年(1590)年に、徳川家康が江戸の領主となった当時の土地の状態とその地名を再現した図を見る。

 図の説明にあるとおり現在の地名が当時からあまり変化していないことに驚く。
 石神井、練間、江古田、沼袋、阿佐谷、中野、堀内、成宗、大宮、永福寺、高井堂、無連、深大寺、世田谷、弦巻、幡谷、千駄ケ谷、原宿、下渋谷、目黒、市谷、牛込、雑司ヶ谷、池袋、板橋、王子、滝野川、十条、駒込、小石川、本郷、湯島、神田、上野、田端、新堀、下谷、鳥越、浅草など当時の地名はほとんどそのまま残っている。
 地名が連綿とつづいているということは、そこに人が住み続けているということに重なる。これでもたかだか 450 年前の地名でしかない。更にはるか昔からこれらの地名が続いていたに違いないと思うが、資料となると多分現れることはないだろう。
 徳川家康がこの地・江戸に来る前からこれらの地名が存在していたこと知って、これらの地名がなお将来に続くことを願う気持ちになっている。地名の由来はわからなくても、ここに住んだ人たちが長く使ってきたのだから。


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